基本情報技術者試験の参考書はどれがいい? おすすめテキストや合格者が実践した勉強法を徹底解説

基本情報技術者試験の参考書はどれがいい? おすすめテキストや合格者が実践した勉強法を徹底解説

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基本情報技術者試験は、未経験からITエンジニアを目指したい方や、ITリテラシーを高めたい方におすすめの資格です。しかし、基本情報技術者試験は改正が繰り返されるなど、問題内容や難易度が変化しており、独学でも合格できるのか気になる方は多いのではないでしょうか。

本記事では、基本情報技術者試験は独学で合格できるのかを説明したうえで、独学で受かるコツや、おすすめの参考書・勉強法をわかりやすく解説します。

また、基本情報技術者試験の合格率・難易度や、独学で合格するために必要な勉強時間、独学で勉強するメリット・デメリットについても紹介します。

これから基本情報技術者試験の学習を始めようと考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

基本情報技術者試験は独学で受かる?

※弊社実施アンケートより

基本情報技術者試験は独学でも十分に合格を目指すことが可能です。

「市販のテキストや問題集を購入し、独学で学習した」と回答した方は72.5%と、およそ3人に2人は独学で学習していることがわかります。また、無料のYoutube動画やスマホアプリを駆使し、自分なりの勉強法で学習している方も見られます。独学で勉強すれば、資格を習得できるだけでなく、自走力も身につけることが可能です。

一方、有料の通信講座やスクールを利用すると、疑問点・不明点があったら質問すればすぐに解決することができます。しかし、自分の力で解決する能力が習得しにくい環境にあるかもしれません。

特にITエンジニアなどのIT系の職種ではトラブルが付きものです。そのため、自分で課題解決に導くスキルがあると、さまざまな場面で重宝される人材になることができます

これから基本情報技術者試験の勉強を始めようと考えている方には、まず独学でチャレンジしてみることをおすすめします。

基本情報技術者試験の合格率と難易度

基本情報技術者試験の合格率は約25%です。近年では受験方式がCBT方式に変わったこともあり、合格率は平均よりも上がっています。ただし、今後は合格率の調整が入る可能性もあるので、以前と同じような合格率に戻ることが予想されます。

また、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の主催する情報処理技術者試験の中で、基本情報技術者試験の難易度はレベル2に相当します。ITパスポート試験(レベル1)よりは難しく、応用情報技術者試験(レベル3)よりは簡単といえるかもしれません。

しかし、基本情報技術者試験では、ITの体系的な知識に関する問題だけでなく、アルゴリズムやプログラミングの問題も出題されます。そのため、独学で合格を目指す場合、きちんと勉強時間やスケジュールを確保して十分な対策を行うことが求められます。

基本情報技術者試験に独学で受かるための勉強時間は100~200時間

基本情報技術者試験に独学で合格するための勉強時間は約100~200時間です。しかし、これまでにITに触れた経験があるかないかで、必要な勉強時間は変わってきます。

実際に基本情報技術者試験の資格を保有している300人以上に聞いたアンケートに基づくと、独学での合格者のうち「IT基礎知識がかなりある」と回答した方の場合は、2~3カ月前より対策を始めて、約100時間の勉強時間で合格しています。

一方、「IT基礎知識は全くなし」と回答した方の場合は、半年~3カ月前より勉強を始めて、約200時間の勉強時間で合格しています。

このように、事前知識の程度により合格に必要な勉強時間は異なります。そのため、平均的な勉強時間の情報だけを鵜呑みにせず、余裕を持ったスケジュールで学習を始めることが大切です。

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合格者に聞いた!基本情報技術者試験に独学で受かるためのコツ

ここでは、実際の基本情報技術者試験の合格者に聞いた独学で受かるためのコツをいくつか紹介します。

基礎知識を習得するために、まずは参考書などを読むことをおすすめしますが、早めに過去問演習に取り組んだほうが良いと思います。最初はボロボロでモチベーションを保つのが難しいこともあるかも知れないですが、次第に得点も伸びていき、自信に繋がります。(20代男性)


過去問題を解くのが一番早い方法だと個人的には感じています。基本情報技術者試験は、過去問題から出題されている傾向があるので、最短で学ぶことができると思います。(30代男性)


過去問題を繰り返し解き、知識を深めること。その際に、問題に対する回答を論理的に説明できるように理解すること。(30代男性)


もしIT知識に自信がないのであれば、市販のテキストを一通り読み込んだ後、Webサイト等で過去問をひたすら解く。その後、実際に時間を計りながら1回の試験分の過去問を解き、間違えた箇所はテキスト等を読み直す。それを過去3年分程行う。(30代女性)

この他にも、独学で合格するコツとして「過去問を解く」という声が数多くありました。

また、「Youtube動画を併用する」「毎日アルゴリズムの問題に触れる」「実際に自分でコーディングしてみる」「わからないところはGoogleで検索する」といった自分なりの勉強法を見つけて学習している方も見られました。

基本情報技術者試験に独学で受かるためのおすすめテキスト5選

本屋に行くと基本情報技術者試験に関連した多数の書籍が売られています。

また、オンライン上で販売されているテキストを購入して、スマホやタブレットといった端末で場所を問わず勉強することも可能です。

ここでは、基本情報技術者試験の独学で受かるためのおすすめテキストを5冊紹介します。自分のニーズにあったテキストを活用して、効率よく勉強しましょう。

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基本情報技術者試験に独学で受かるための勉強スケジュール

基本情報技術者試験に独学で合格するための勉強時間は、先述したようにIT知識を保有しているかどうかで変わってきます。そのため、勉強スケジュールも人によって異なります。

ここでは、ITに関する事前知識がある人とない人の場合に分けて、おすすめの勉強スケジュールを紹介します。

ITに関する事前知識のある人の場合

ITに関する事前知識がある場合「3カ月前」から対策を行うのがおすすめです。まずは「科目A」で得点率60%以上を確保できるように、参考書を活用して勉強を行いましょう。

基本情報技術者試験では過去問と同様の問題が多く出題されるので、ある程度学習できたら過去問に取り組むことが合格への近道です。

試験から1カ月半前には「科目B」への対策に取り掛かっているとベストです。「科目B」ではアルゴリズム・プログラミングの問題が出題されます。問題をたくさん解き、ミスを減らして解答スピードを上げていくのが合格へのコツです。

ITに関する事前知識のない人の場合

ITに関する事前知識がない場合、余裕を持って「半年前」から対策を行うのがおすすめです。まずは参考書を時間かけて読み込み「科目A」の合格点を取れるようにしましょう。

試験から2カ月~3カ月前には「科目B」の対策に移るのが良いでしょう。ITに触れた経験のない方にとって大きな壁は「科目B」のアルゴリズム・プログラミングの問題です。最初は試験時間を気にせず、解説を見ないで自力で一問一問解き切るのを目標にしましょう。

なお、基本情報技術者試験は随時試験が実施されているので、一度不合格になってもすぐに受験し直すことができます。そのため、スケジュールを敢えて短く設定し、不合格になった場合には、すぐに受け直すのも一つの手です。

独学で基本情報技術者試験の合格を目指すメリットとデメリット

ここでは、独学で基本情報技術者試験の合格を目指すメリットとデメリットについて詳しく紹介します。

メリット

独学で勉強する場合、参考書や問題集の購入のみで済むため、費用を大幅に抑えることができます。また、決まった時間に通学したり、講義を受けたりする必要はないので、自分のペースで勉強することが可能です。

あまり費用をかけずに合格したい方や、学業・仕事・育児・介護などと両立して資格取得を目指したい方には、独学での勉強がおすすめです。

デメリット

独学の場合は付き添いの講師などはいないため、疑問点・不明点があってもすぐに質問ができません。また、独学だとサポートが少ないため、モチベーションが維持しづらいという課題もあります。基本情報技術者試験では計算力や論理的思考力も問われるので、暗記だけでは通用せず途中で学習に挫折してしまう方も少なくありません。

このようなデメリットを解消するために、一緒に基本情報技術者試験の合格を目指す仲間を探してみるのも一つの手です。たとえば、TwitterやInstagramなどのSNSを活用すれば、同年代の資格合格を目指している方が見つかるかもしれません。また、独学で習得した「自分で課題を乗り越える力」は、今後の仕事や社会で生き抜くための糧になります。

まとめ:自分に合った勉強法を見つけて基本情報技術者試験独学合格を目指そう

基本情報技術者試験は独学で十分に合格を目指すことができます。独学の場合、テキストを購入し、自分に合った勉強法で学習することが大切です。

IT未経験者にとって挫折しやすいのがアルゴリズム・プログラミング問題です。問題をこなすのも大切ですが、参考書の解説をしっかり読み、構造や概念を正しく理解することが重要です。 また、基本情報技術者試験は過去問と似た問題が多く出題されます。そのため、過去問を何度も解くのもおすすめです。

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